「宮城県CLT等普及推進協議会」が募集されたCLTモデル施設プロジェクトの東北大学セミナールームが完成し、1月29日に落成を記念し見学会とシンポジウムが開催されましたので参加してきました。
この事業は宮城県の産官学の各分野からのメンバーにて構成され2017年6月に着工、同年12月に完成となっております。
平面的にも断面的にも8角形の意匠デザインでCLTの壁とLVLの井桁状の梁の構造体また内部はスタジアムの様な階段の教室となっています。
木質の柔らかさと暖かさ、堅苦しくないデザインにより、柔軟な発想が生まれる空間となっている気がしました。
CLT、LVLそれぞれの特徴を活かした設計は今後の木造建築のよいモデルとなることでしょう。